クルマを選ぶ②「サイズ 小さいクルマ編」
さて、クルマ選びというテーマでスタートさせた本ブログだが、1回目はかなり内容があっちこっちに行った。そのために無駄に長くもなったので、今回からはタイトにしていきたい・・・って、この前振りがすでに無駄だな。今回のテーマは「サイズ」だ。
僕はもともと小さなクルマが好きだった。最初に買ったクルマがワーゲンだったことは前回書いたが、次に買ったのはコレだ。
イギリス生まれの大衆車「MINI」。そのうちの「MKⅢ」というやつで、確か自分のは1969年製。レプリカじゃなくて本物ではあるけど、それほど価値があるものでもない。
身長178cmの自分にとっては小さいのだけれど、「でっかくて、圧倒的なパワーで、ぐいぐい走るクルマ」よりも、「小さくて、軽くて、スイスイ走るクルマ」が好きだった。
それは初期衝動としての「サーキットの狼」の影響があったのかも。その漫画の主人公の愛車は「ロータス・ヨーロッパ」というクルマで、パワーはないんだけど、軽さを武器にしてコーナリングの速さでハイパワー車と戦っていた。そのイメージが残っていたのかもしれない。
入手したのが学生時代。安物だったから、よく壊れたけど、調子のいいときはゴーカートに乗ってるみたいで、めちゃくちゃ面白かった。
次に買ったのはコレ。
ホンダの「CR-X」というクルマ。昔から「ライトウエイトスポーツカー」という言い方があるんだけど、まさにそれを体現した、ホンダらしいクルマ。
ホンダは会社初の市販四輪車が「S800」という2シーターのオープンスポーツカーというメーカー。まさにその流れをくむクルマだった。パワーはないけど、キビキビとよく走った。パワステが付いてなかったので、ハンドルはとても重かったけどね。
で、その次は、いよいよブリティッシュ・ライトウエイトスポーツの雄を手に入れるのだ。
「MGミジェット」というクルマです。僕が買ったのは、もともとは赤いボディだったんだけど、上の写真と同じグリーンに全塗装して乗っていた。このグリーンは「ブリテッィシュ・レーシング・グリーン」という色で、イギリスのスポーツカーの伝統色。クルマも、カラーも憧れの1台だった。
という具合に、前回掲載した僕にとっての1台目であるワーゲンから、ミニ、CR-X、MGミジェットと、いずれもサイズは小さいクルマばかり。なぜかといえば、いずれも小さいからこそ得られる魅力が溢れているからだ。
それは例えば、こんな感じだ。
- 小さいながらも、その中で居住性をいかに高めようかという工夫に溢れいてる!
- 小さいために機能を割り切っているから、クルマのキャラが潔い!
- 小さいから前後左右の感覚がつかみやすく、運転がしやすい!
- 小さいクルマで、大きいクルマを抜くと爽快!
そんな魅力にはまって「小さい」クルマばかりを乗り継いできたんだけど、やがてその時代も終わりを迎える。
子供が生まれ、2シーターはもちろん、「小さい」クルマというわけにはいかなくなったのだ。
ということで、続きは次回「サイズ 大きいクルマ編」で。